息もできない

「落語の国からのぞいてみれば」 by 堀井憲一郎 読了。
この本で、堀井さんは落語の噺から「落語の国=江戸時代」の慣習を解説し、現代と比較しながら
我々現代人の歪みについて考察しています。
江戸時代の恋愛・結婚、月と暦、左利きの考え方等興味深い話が沢山ありましたが、
個人的には同著者の「落語論」(「本質論・技術論・観客論」の3部構成で落語とは何かを書き記した本)の方が
面白かったです。
しかし、本書で引用した噺の解説・オススメCDを解説してくれるコーナーがあったりと
初心者の私にはとても親切な本だと思いました。でも堀井さん曰く、落語は生で見るのが一番だそうです。


The PharcydeDrop