le honheur

今日は仕事をさっさと終わらせて、アニエス・ヴァルダ監督の「アニエスの浜辺」を観に行きました。
彼女の作品を観たのは初めてですが、懐かしさが相俟って観に行くことにしました。

何故なら私がまだ大学生だった頃、ヌーヴェル・ヴァーグ映画が渋谷・六本木辺りでよく上映されていて、
アニエス・ヴァルダ監督作品のチラシを貰い、部屋の壁に貼ってよく眺めていたからです。

「アニエスの浜辺」は彼女自身の人生の回顧録です。
彼女の人生にはいつも浜辺があったそうで、ベルギーや南仏、アメリカのロスの浜辺にまで赴いて、
自分の人生を語っていました。
昔の彼女の作品の映像を交えつつ、ゆるーい感じで映像は流れていきます。
しかし、最愛の夫ジャック・ドゥミ(90年エイズにて他界)を題材にした「ジャック・ドゥミの少年期」の話では
夫婦の強い絆を見せられた気がして少し胸を打たれました。これは憧れかもしれません。
個人的には観てよかったと思っています。


PUPA 「ANYWHERE」